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グローバルのヒント

PMのあたまの中

2026年9月11日

Consultants' Voices #02 もっと、良いやり方があるはず

「もっと、深く考えたい」

前職は独立系のSIerで、プログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーと、十五年ほど経験を積みました。会社の仕組みはひと通りわかるようになった一方で、経験を重ねるほど、この判断は本当に最適だったのか、より深く考えながら仕事がしたいという思いが強くなっていきました。

 

プロジェクトも一巡すると、フェーズの進め方も、コスト管理の仕方も、自分の中で一通りの型ができていきます。担当していたシステムの中で業務効率化やプロセスの見直しにも取り組んでいましたが、その範囲はあくまで自分の担当領域にとどまっていました。より広い視野を持って、課題解決に携わる仕事がしたい、そう考えるようになりました。

 

ピーエムグローバルを選んだ決め手のひとつは、幼い頃から憧れていたグローバルな仕事に携われることでした。もうひとつは、面接で聞いた仕事の進め方です。ひとりで抱え込むのではなく、チームで方針を考えながら進めていく。判断に迷ったときは、みんなで確かめ合いながら仕事ができる。それを知って、自分もこのチームでやっていける、と思えました。

 

「伝え方の『正解』は相手によって違う」

入社してまず驚いたのは、課題が持ち上がったときの、マネージャーたちの反応の速さでした。一瞬で、それも1つではなく複数の選択肢として、解決策が返ってくる。その頼もしさに驚きながら、話を聞いていくうちに気づいたのは、その速さを支えているものでした。

 

知識の量だけではなく、社内外の誰に、どの順番で確認し、どう伝えれば物事が前に進むかを、瞬時に判断できていること。そうした細やかな見極めを、皆さんが当たり前のように積み重ねていることを知りました。

 

自分のやり方が、必ずしも正解ではないと気づいた出来事もあります。初めて連絡する関係者へ、簡潔なメールで手早く済ませたのですが、後になって別の担当者から「相手との関係性や状況を踏まえ、次は一度で的確に伝わるように丁寧に作りこんで連絡を取ってみてほしい」と指摘を受けました。正しいやり方はひとつではなく、相手や会社によって変わる。それを痛感した出来事でした。

 

「常に考え続けながら動く」

いま仕事をするうえで大切にしているのは、今のやり方より、もっと良い方法がないかを考え続けることです。決まったプロセスだからと流すのではなく、何のためにやっているのかを理解して初めて、次の一歩が見えてきます。もちろん、自分が最適だと思う案を、いつも押し通すわけではありません。規模やコストとのバランスを見ながら、お客様が納得できる形に落とし込んでいく。それも含めて、この仕事の面白さだと感じています。

そうやって考え続けていると、思いがけない形で評価につながることがあります。以前、ある提案についてお客様から高く評価していただいたことがありました。評価されたのは提案の中身そのものというより、ほかの誰も気づいていなかった視点に気づけたこと、その着眼点でした。

 

そうした経験を重ねるなかで、あらためて感じるのは、言われたことをそのままやるだけでは、足りないということです。たとえば、誰が担当しても同じようにできるはずの、簡単な仕事があります。それでも、実際のやり方は人によってまったく違います。だからこそ、お客様にとって何が良いか、どうあるべきかを、常に考え続けながら動くこと。それが、私がこの仕事で大事にしていることです。(おわり)